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1977年 「青春にて」(当時Ma1)  石口重孝(M56)

 私は、今青春の真っ只中にいるが、意識して青春とは何かということを、考えたことはない。「君は青春に何をかける---のりたま」などというコマーシャルを見ても何の怒りも覚えないということは、青春をそれほど重要視していないからだと思う。別に青春を軽視しているわけではないが、私はまだ”いわば青春時代”しか経験していないのだから、青春のことを考えることができないのだと思う。それに私には、今の時代を生きていくことそのものが青春なのであって、生きていくことで必死であり、それをあらためて客観的に見る余裕がないのだと思う。

 大人達はよく青春時代はよかったぁなどというが、それは一生懸命生きていくということは美しいことで、そうした一生懸命生きる姿勢があとになって大人達に青春時代をいいものだと思わせるのだと思う。

 歌にも歌われているように青春時代はあとからほのぼの思うものであり、青春時代の真中はいつも傷つくことばかりである。

 ちょっと早いと思うが、私もやがて青春時代をほのぼの思う年頃になるが、その時、いろんな意味で、あの頃は良かったなぁと思う思い出を作りたいと思う。それと共に私の生きている青春を大事にしたいと思う。