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1977年 「三月に思う」  杉本監督

 花の三月、共に過ごしたここ工大のキャンパスにも、学窓を離れ新しい人生に旅立つ何人かの友を送るときがきた。

 感動に震え、青春に涙した学生生活の一つ一つが誇りある伝統にまた新しい一ページをつけ加える。

 卓球の同門につどい、大学の名誉と誇りにかけて、大学リーグ2部復帰を果たし、その実力を東海学生卓球界に示してくれた何人かの友よ、君達が去ろうとも、学問の両立の中で血と汗と努力の結晶として残った負けじ魂は後輩の世代が既にその厚い胸でしっかりと受け止めている。

 この場で一段と大きく、たくましく育った君達が、長い人生の波瀾を堂々と乗り切り、幸多き道を歩むことを願うとともに、遠く月日が流れ道に迷いし時は勿論のこと、機会あるたびにどうかこの我が卓球部を訪れ、共に語り、思いを一つにしてくれることを願っている。

 いつまでも、いつまでも元気で!

 在部の諸君、何人かの部員が離れていく淋しさは誰も同じ思いである。彼等が残してくれた足跡は消してはならない我々の財産である。

 真理の探究と学問の究極を求め、豊かな人格形成の方向に向かって、大学の名誉と伝統をまもる共通の目的のもと、まずは春季リーグ戦に確実な一歩を記そうではないか。

                                     S53.3(1978年)