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1997年 「スマッシング復刊にさきがけ」  杉本監督

 工大卓球に関係の皆さん、お元気ですか。しばらくぶりの再会ですね。この度ミニスマッシング兼、部員名簿とやらを作成、送付することになりましたので、本学卓球部の現状報告と併せて、一言ご挨拶申し上げます。すでにご存知のことかと思いますが、本年度の現役卓球部は、昨夏の東海地区国立大学体育大会において、念願の「男子優勝!」を果たしております。これは我部にとって、45年に及ぶ大会史上、12年ぶり2度目の快挙ということになりますが、これも現役部員の努力及びOB・OG諸兄のご声援の賜物であり、深く感謝致す次第であります。本大会での優勝に至る経過は、いずれ、その詳細を各位に伝えられることになるのでしょうが、やはり、薄氷を踏む思いを何度か乗り越えての苦心惨憺たる努力の結果でして、今後の発展を見据える場合には、決して安心できるものではありませんでした。数々の苦労と努力の末にようやく掴んだこの栄冠を励みに、これが二度と我々の手から離れることのないよう、各位一致団結のもと頑張りたく、当面は次期の静岡大会で、「史上初の連覇!」を目指したいところでありますが、いかがなものでしょうか。これも一重に現役諸君の熱意と頑張り、そしてOB・OG諸兄の全面的なご支援があってのことですが、この3月には、昨夏の大会でチームを優勝に導き、その中心的な役を果たしてきた米田と寺田の両選手が本学を卒業する予定です。チームの戦力に関わる重大な影響が懸念されるところですが、今後はよきOB部員として、機会あるごと、部活参加下さり、後輩の指導方々、戦力低下の埋め立てなど、お願い致したく、また卒業後のご活躍を心から祈る次第でございます。
 さて、本学名工大に残留の現役諸君、誠に唐突ながら、最近は、窮地にこそ強い健全なる精神力と頑強な体力、そして高度な知能の3拍子を揃えることのほかに個性的な創造力を持つ人格の形成が益々必要であり、また求められる時代となってきているように思うのですが、いかがですか。就職難、社会悪などにその例を見るまでもなく、人生を左右する重要な壁に十分対処できる人格作りは、絶対的に必要であり、また今が絶好の機会でもあります。その育成の場として、最近特にスポーツに関わる学生の部活動には熱い視線が向けられているように思います。中でも卓球はそういう意味での対象として取り組むに、相応しい種目であるだけでなく、男女の参加バランスがよくとれていることや、選手寿命が一生涯に及び得るなど、他の種目では見られない特徴があり、このため、深刻化する老人性痴呆症の防止にも役立つとさえ言われるなど、意外なところでの波及効果も取り沙汰されているようです。いずれにせよ、この機会に改めて工大の卓球部を思う時、半年後に迫る静岡の大会では、まさに真価が問われる一戦となるように思えてなりません。戦力の低下が懸念されているとは言え、全力を尽くして頑張るに値する一戦でもあります。諸君の不断の努力に支えられる健闘を心からお祈りするとともに、OB・OG他関係の各位にはご支援、ご協力のほど賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


スマッシングの復刊は本当にうれしいニュースで、そういう雰囲気になってきたんだなぁと嬉しく感じました。